【在宅介護を気楽にする】介護用チャイムの使い方と種類の解説します!
こんにちは、紺野真琴です。
今回は介護用チャイム(呼び出しベル)についてご紹介します。また、徘徊対策としてのチャイムの活用事例もご紹介します。
「チャイムは何が便利なの?」
「チャイムってどんなものがあるの?」
「チャイムの値段は?」
などの疑問がある方は是非ご参考にして下さい。
介護用チャイムは在宅介護で使えるの?
チャイムはとても便利です。
要介護者は、何かあった時や介護者に来てほしいときに、介護者を呼びたくなります。
声や鈴などで知らせることも出来ますが、音が聞こえる範囲は限られています。また介護者側がSOSを聞き逃してしまうことがあるかもしれません。
そんな時に介護用チャイムは便利です。
目を離していても、電波の届く範囲であれば気づくことができるからです。安心ですね。
介護用チャイムは次のケースで特に役に立ちます。
- トイレ :転倒や便失禁などトラブルが合った時
- お風呂 :転倒やのぼせなどトラブルが合った時
- ベッド :トラブルや何かお願いをしたい時
介護用のチャイムの基本的な動作を説明します。簡単です。
①要介護者がチャイム(送信機)を押す。
②介護者が持っている受信機が鳴る。
これだけです。シンプルで簡単ですね。
チャイムを選ぶ時のポイント
チャイムの種類によっては以下のような機能が付いているものもあります。
・呼出しのみのチャイム
・無線で会話する機能が付いているチャイム
・カメラで相手の姿を確認することができるチャイム
・防水
チャイムを選ぶときのポイントは以下の3つかなと思います。
・通信できる距離はどれくらいか? → 家の中のどこにいても受信できるか?
・本体の大きさはどれくらいか? → 小さいと色んなところに設置可能。そして携帯しやすい。
・送信機は何個セットか? → 単純に多ければ設置場所が増えるます。
単純な機能のもので介護用チャイムの平均価格は3000円〜4000円ほどです。
呼び出しチャイムは設置も簡単です。是非導入してみてはいかがでしょうか。
私が選ぶ価格が安くてシンプルで使いやすいのはこちらです。
巡回対策にチャイムを活用しよう
認知症の方は、自宅を出て徘徊することがあります。巡回することを心配しているご家族が多いと思います。
介護用のチャイムを使えば巡回対策をすることができます。巡回対策専用のチャイムがあります。
巡回対策用のチャイムには大きく2種類あります。
・マットレスを敷いて動きを検知するタイプ
・センサーを設置して、センサーが動きを検知するタイプ
マットレスを敷いて動きを検知するタイプ
こちらのマットレスを敷いて動きを検知するタイプは、ベッド下や玄関に専用のマットレスを敷きます。マットレスといっても薄い絨毯のようなものが多いです。
ベッドから降りたらベッド下に設置したマットレスに重みがかかり検知します。玄関に設置すれば、徘徊する方がマットレスを踏むと検知します。すると介護者のチャイムが鳴ります。
相場価格は70000円 ~ 150000円くらいです。
センサーを設置して、センサーが動きを検知するタイプ
こちらのセンサーを設置して、センサーが動きを検知するタイプは、熱線センサーで動きを感知します。よく人の動きを検知したら電気が着くタイプの照明がありますが、それと似ていますね。
センサーを玄関に設置すれば、巡回者が玄関を出ようとした際に、介護者に知らせが入ります。
マットレスを敷くタイプよりも場所を取らないので邪魔にならないです。
相場価格は70000円 ~ 90000円くらいです。
まとめ
いかがでしたか?🌱
今回は介護用のチャイムについてご紹介しました。
チャイムを有効に使うことで、介護者も要介護者も気楽な介護生活を送りたいですね。
少しでも皆様のお役に立てたなら幸いです。