【介護用ポータブルトイレ】トイレ介助も介護保険とグッズを利用して簡単にしよう
みなさんこんにちは!今回は、「ポータブルトイレ」についてメリット・デメリットから選び方のポイントをご紹介します。 ポータブルトイレはレンタルができないので、しっかりと購入前のチェックが大切です。
この記事ではこんなお悩みを解決します!
✔︎寝室からトイレまで歩くのが時間がかかって、失敗することが増えた
✔︎夜にトイレに立ったときに介助するのが大変だ
✔︎トイレが狭くて介助しにくい
✔︎ポータブルトイレの処理が不安
※今回紹介する記事では商品レビューチェックを行なっています!サクラが多くいる商品などは紹介していません。
ポータブルトイレのメリット
①寝室からトイレまで歩く必要がなくなる
寝室からトイレまでが遠いお宅や、トイレまで歩くのが困難な方も、
ベッド横にポータブルトイレがあれば安心。
特に夜のトイレが良いは視界が悪く、段差などがあると事故の原因になります。
②トイレ周りにスペースがあることで介助がラクになる
トイレが狭くて十分な介助スペースがとれないお宅の場合、自由に動かせるポータブルトイレが便利でしょう。スペースがある寝室に置くことで、余裕をもって介助ができます。
③トイレに通うときの介助の負担が減らせる
ベッドから下りて廊下を歩くときに補助したり、トイレに入ったらズボンを上げたり下げたりと、1回のトイレでも多くの介助が必要になります。また夜間の場合には、暗く眠い状態で行うのでより大変さが増すでしょう。
ポータブルトイレを用意することで、ずっと楽になるという声をよく聞きます。
素材・機能・利用方法
素材
- 樹脂製(プラスチック製):手入れが簡単
- 家具調(木製):ふたをしめると普通のいすに見える
機能
- ソフト便座:座ったときの肌への負担や痛みの軽減のため、便座が柔らかくなっています
- 暖房便座:冬場の寒さを和らげるため、便座に暖房機能がついています
- 脱臭:排泄時のにおいを和らげる脱臭機能がついています
- 温水洗浄便座:排泄後にシャワーで洗浄を行えるように、温水洗浄機能がついています
- 座面高さの調整機能:体格や身体状況に合わせ、座面の高さを調整できるタイプ。ベッドサイドに置いて使用する場合は、ベッドと座面の高さを同じくらいに揃えることで移乗しやすくなります。
- ひじ掛け:ひじ掛けによって座り姿勢を支えることができます。移乗の邪魔にならないように、跳ね上げや取り外しができる可動式タイプもあります。
- 水洗式:水で排泄物を流せる水洗式ポータブルトイレもあります。トイレ使用後の後始末が不要のため介護負担の軽減につながりますが、設置するためのスペースや工事が必要になります。
利用方法
- ベッド脇など、使用する場所に設置します。
- バケツに水をはり、消臭剤を入れます。
- ポータブルトイレで排泄を行います。(使わないときはふたをしめておきます)
- 排泄後、バケツの中身は一定の頻度でトイレに流し、 バケツを洗浄します。
ポータブルトイレ選びのポイント
①実際に使用される方の体格や症状に合わせたものを
ベッドから立ち上がった後にどのように移動するのか、また座り姿勢が崩れないような高さもチェックしましょう。
立ち座りがしやすく、座ったときの姿勢が安定していると、介助もしやすいでしょう。
ベッドから立ち上がって、数歩歩ける方→固定ひじ掛けタイプ
ベッドからそのまま移乗する方はひじ掛けが跳ね上げタイプ
また、大柄な方はワイドタイプの座面、小柄な方は低座面タイプをオススメします。
②設置場所を考えて、乗り移りしやすいものを
ベッドからポータブルの乗り移りはどう行うのか、どこだと便利か、しっかりと想定しておきましょう。
③プライバシーを守れる環境を整えましょう。
いくら家族であっても、トイレはプライベートな行為です。
ポータブルトイレをついたてで仕切るなどすることで、利用者にとってもプライベートな環境を作ることができます。
ポータブルトイレの処理って?
ポータブルトイレのバケツに直接排泄するデメリット
- 排泄物の匂いが部屋に広がる
- バケツの底に、排泄物がこびりつきやすくなる
バケツの洗浄が面倒な方には
ポータブルトイレ用処理袋をおススメします。
「すっきりポイ」を便器の上にかぶせて使用します。
袋ごと捨てられるので、バケツを洗わなくても大丈夫です。
吸水材が尿を吸収してくれます。
大便の場合は、早めの処理をすることで匂いが抑えられます。
※脱臭機能付きのポータブルトイレをご利用の場合は脱臭効果が得られなくなる場合があります。
排泄後すぐに処理する時間が無い方には
バケツに水を張り、防臭消耗品を入れることをオススメします。
排泄物の匂いを抑えられるので、部屋に匂いが広がりません。
バケツの底へのこびり付きを軽減してくれます。
ポータブルトイレは介護保険を利用して購入できます!
ポータブルトイレは直接肌に触れるものであり、衛生面を配慮されて、介護保険ではレンタルできません。
入浴・排泄用具などの5種目はレンタル対象ではなく、購入費が補助される「特定福祉用具購入」の対象となります。
ベッドや車いすなどの福祉用具は介護保険を利用した購入の対象にはならないので、ご注意ください。
介護保険の料金に関しての詳細はお問い合わせください。
まとめ
ポータブルトイレはレンタルができないため、事前のチェックは大切ですが、購入するメリットは多くあります。また、購入後の処理グッズも色々売っているので、無理せずに介護ができますね。ぜひ検討の参考になれば幸いです。
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