【介護用食器】利用目安と便利ポイントをおススメ商品と共に詳しく解説!

みなさんこんにちは!今回は、「介護用食器」についてご紹介します。介護用食器を買った方がいいのか、買うのが早すぎると衰えも促進させてしまうのではないか、と思っている方も多いと思います。介護用食器を利用することで被介護者にとって自立した生活を送れるようになります。

この記事ではこんなお悩みを解決します!

✔︎器をしっかり持つことが難しくなった
✔︎箸を上手に扱えなくなった
✔︎食べ物を口に運ぶ途中で落としてしまう
✔︎こぼさずに飲み物を飲めなくなってきた
✔︎ケガなどで利き手が一時使えなくなった

※今回紹介する記事では商品レビューチェックを既に行っています!サクラが多くいる商品は紹介していません。

介護用食器を買うメリット

  • 体の衰えの状態に合わせたものが売っているため、被介護者の自立した行動を促してくれる
  • 今まで当たり前にできていることを継続してできるので、被介護者の自信に繋がる
  • 被介護者ができる範囲で自立した行動をするので、介護者の負担を軽くしてくれる

おすすめ介護用食器と便利ポイント

見えやすい

介護用食器の色は濃くはっきりとしたものがオススメです。また、ご飯用、メインのおかず用 、小鉢用などそれぞれの用途に色分けされているとより使いやすくなるでしょう。

色分けされていることで、介護者からの指示もしやすくなります。

気を付けたいポイント

器の内側の色は注意したいところです。内側が白いとご飯が見えにくく、まだ残っていても見えていないこともあります。また見えにくいことで使用者がイライラしてしまうこともあります。

実際に購入した人のレビュー

手の不自由な祖母にはこの作りが大変使い勝手が良いようでとても喜んでくれました。

色柄も鮮やかで綺麗。和洋どちらにも使えてとても便利で大きさも十分です。

持ちやすい

手に合った大きさで軽めに、通常よりも小さいサイズになっています。また持つ面には滑りにくい素材が使われています。手指の乾燥と筋力の衰えで器を落としやすくなった方には、持ちやすさは重要なポイントです。

また、取っ手付きの器ですと掴んでいる手を抑え込むような取っ手で安心して持てるデザインのものも良いでしょう。

実際に購入した人のレビュー

軽くて持ち手が付いているので、手に持って食べるようになりました。

こぼす頻度が減ったのと、洗いやすい(泡切れが良い)のも良かったです。

器が動きにくい

器を持ち上げずにテーブルに置いたまま食べることが多い場合には、食べ物をすくったときに器が動かないほうが良いですよね。底や土台が厚くなっている低重心の設計をされている器、滑り止め加工のされている器を使うことで安定度がグッと上がります。また、滑り止め加工がされているマットを敷くとさらに安定するでしょう。

実際に購入した人のレビュー

滑りにくいお盆などはありますが、斜めになったときに滑りにくいというだけでちょっと押せば動くかもという懸念がありました。ちょっと触れただけでは動かないので本人が掴むまでコップがずれることなくその場にいてくれるので本人も満足しています。

片手に麻痺がある父の為に購入しました。
食器がずれずに安定して、大きさも丁度よく洗いやすいしとても良いです。

すくいやすい

食べ物を上手くすくえないと、すくってる内に食べ物をこぼしたり、器をひっくり返してしまったりすることもあり、使用者をイライラさせてしまうでしょう。

食べ物が見えやすいように広く、斜めになっているもの、スプーンをひっかける縁や角、くぼみなどがあり食べ物を集めやすくしてあるもの、スプーンが引き上げやすいように側面がほぼ垂直になっているものなどがあります。

実際に購入した人のレビュー

片麻痺の方の食事で使用しました。こちらの食器を使用したところ、殆ど食べこぼす事なく、サポートなしで1人で食事をする事ができるようになりました。

器自体はとてもかるいです。滑り止めのゴムも付いているので安心です。

飲むための介護用容器が便利な理由

水分を摂取することは非常に大事なので、コップで飲むことが難しくなった場合には、早めに使いやすい介護用食器に変えると良いでしょう

薬を混ぜて飲むことや日常での水分補給などもあるので、介護者の負担も減らせることができるでしょう。

またできるだけ自立して飲めるように形が工夫されているものも良いでしょう。

握力が弱くなっている方でも使いやすい取っ手付きのコップや、握って持てる形でストローのついた蓋つきの容器は使用者が自分で何度も自由に飲めるのでオススメです

何度も飲み物をこぼすようになったら

何度もこぼすようになったときにはストローを使うことをオススメします。

ストローでも細い形状のものは吸い上げる力が弱くても使えますが、細すぎるとスープ状のものはうまく吸えません。

太さや長さなどはその時の使用者の状態、食べ物の形状に合わせて決めると良いでしょう

ストローを入れてもこぼすようになったら

ストローを入れてもこぼすようになったら蓋つきのストローが付いている容器がオススメです。

実際に購入した人のレビュー

母から頼まれ探し出しました。
安定性も良く寝たままでもストローが長いので一人で飲めて快適だとのこと。

高齢の親の為に購入しました。夜、口が渇くらしく、こぼさず飲めて良かったです。ペットボトルは落としてしまって床が水浸しだったので助かりました。

また吸い上げ力が極端に弱い場合には、水鉄砲の原理で飲み物を押し出すものもあります。

自分で吸い上げることが難しくなったら

自分で吸い上げることが難しくなった場合には、すいくちくんをオススメします。

飲み物だけでなく、スープなどの栄養補給にも使えます。実際の介護現場でもよく使われています

実際に購入した人のレビュー

高齢者への水分補給に使いました。普通の吸い飲みはカーブで曲がっている部分を洗うことはできませんが、このすいくちくんはどこの部分もきれいに洗えます。清潔に使えて気持ちいいですよ。

義母が一時、緩いお粥も食べられず、ストローから吸う力も出ない状態になり、なんとかスープなどでも口にして欲しくて願いを込めて購入。トロミの少ないさらさらとしたポタージュや具の無い味噌汁など、ぐいぐい飲んでくれました!うつむき気味だったのが、これで飲むために顔を上げないと飲めないので、ちょっとしたリハビリにもなっているようにも思います。今は柔らかご飯が食べられるようになりましたが、すいくちくんは今も使っています。

まとめ

介護用食器を使うことで、被介護者のイライラを解消できるだけでなく、自立した生活を促進してくれます。介護者の負担も減ることでしょう。迷ったらまずは購入することをおススメします。食生活は日々の生活の質に大きく関わることだからこそ、楽しんで食事をしたいですよね。

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執筆者
紺野真琴

祖母と2人暮らしのアラサーです。
終活ガイド資格保有 | 介護士
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【参考文献】

介護用食器の種類と選び方

Posted by 紺野真琴