『お仕』事 →『推し』事 へ??推しがいるシニアライフのススメ。あなたの『推し』は?

『推し』という言葉を聞いたことはありますでしょうか。
もしかすると、オタク、ファンなどと言った言葉の方が聞き馴染みがあるのですはないでしょうか。少し前までは、オタク活動をする人を、揶揄したり、あまりイけてる趣味というふうな認識がなかったのかなと思います。ただ、今はそういった偏見が若い世代ではほぼ完全になくなっております。

例として、Z世代(1996年-2012年の間に生まれた20代前半の世代)には、

「〇〇オタクだ。」と言えるくらいハマっているモノ、つまり『推し』があるユーザーは85.2%にも上り、推しの対象としてはマンガやマンガのキャラクターが多くランクインしていた。

@DIMEアットダイム

いったような調査結果があり、僕の体感としても周りの友人たちは、推しがいる状態です。
僕の推しの話もしたいですが、長くなっちゃうので、別の記事で一本まるまる書かせてください。

なぜ『推し』ができるのか。

現代では、『推し』がいることが当たり前になってきているんじゃないかのかなと感じています。
ではどういった心理的背景があるでしょうか。
精神科医・マンガ原作者。ゆうメンタルクリニック・ゆうスキンクリニックグループ総院長である

ゆうき ゆう氏によると、

「人間、誰しも『誰かに尽くしたい』という本能があります。とくにその相手が自分の好きな人であれば、なおさらです。心理学では『他者貢献』と言います。これは誰にとっても最上の喜びになります。親が子どもをかわいがったり、恋人などに尽くしたりするのも、それが理由です。ただ現実的にそういう相手を見つけるのは簡単なことではありません。だからこそ代償的に、マンガ・アニメ・芸能人などのキャラクターを『推し』にするのではないでしょうか。

ゆうき ゆう氏

つまり、誰を応援することで自分が満たされるということですね。推しがより活躍できるとなぜか自分事のように嬉しくなるわけがわかりましたよね。

『推し』事のメリット

結論、『推し』がいれば人生が豊かになります。

人生が豊かになる。

ちょっと大袈裟に書いてしまいましたが、本当なんです。なんでそんな嘘、、、と思うかもしれませんが全国の13~49歳の男女を対象に聞いた「推し活に関するアンケート」によると、『推し』事をしている大半の人は、推し活で感じるメリットとして、「人生が豊かになった」「人生に充足感を感じるようになった」と、人生に良い影響があると感じている方が多いようです。実際の調査結果としてもこのように恩恵がわかるといいですよね。

推し活で感じるメリット
推し活で感じるメリット ネオマーケティング調査

友達ができる

『推し』事をしていると世界には必ず同じような同士ができています。検索エンジン(Yahoo!、Google)で自分の推しを調べてみましょう。

『〇〇推しの名前 コミュニティ』などで出てくると思います。今はコロナ渦なので少し難しいかもしれませんが、オンラインで応援できる仕組みがコミュニティーにもありますからね。
個人的な印象なのですが、推しによってかなりコミュニティーの場所が違うので、そこは要注意かもしれませんね。例えば、YouTuberが推しなら、YouTubeのLIVE配信、TikTok、Instagram、Twitterなどといったところで推しに対するコミュニティーへの参加率が高いですし、ちょっとマニアックな趣味の場合、mixiなどのコミュニティーがいいかもしれませんね。新日本プロレス King of Sportsはmixiのコミュニティーがめちゃめちゃ盛り上がっているんです笑笑

と、意外と穴場なのが、LINEのオープンチャットがいいかもしれないです。ちょっと通知が多くなってしまうのですが、通知オフにして基本的に自分が好きな時にだけみる。などできるのでいいかもしれません。自分でコミュニティー作っても面白いかもしれませんね。!!

LINEのオープンチャットなら、在宅介護のコミュニティーもあるので、ぜひチェックしてみて下さい!

脳への刺激になる

新しいことへのチャレンジが脳が活性化 脳を若く保つための5つのヒント」では新しいことへのチャレンジが脳を活性化させると言われています。つまり脳に多くの刺激を与えることが認知症予防や、ボケ防止につながります。別の記事では、プログラミングについて書いているので、脳への刺激方法という意味ではいい方法ですね。

まとめ

いままでちょっと毛嫌いしてたオタクなどといった意味合いからかなりニュアンスが変わりつつあり、『推し』事へのポジティブな意味合いに変わってきていると思います。若い世代の流行りを取り入れて、年代の壁を超えて同じ推し友達をみつけていければより人生は魅力的になると思います。

ぜひお仕事ではなく、『推し』事をしていきましょう。