【シェアに特化したエンディングノート】シェア型エンディングノートを作成しました!!

こんにちは、紺野真琴です。

この度、シェアに特化したエンディングノートを作成しました。
全て無料でインターネット上で記載し簡単にシェアできます。
ありがたいことに現在100名以上のユーザーさんに使用していただきております。

この記事では、シェアに特化したエンディングノート(以降、「シェア型エンディングノート」と呼びます)のご紹介をします。

  

既存のエンディングノートについて

エンディングノートという言葉をご存じでしょうか?エンディングノートとは自分の人生の終末についてまとめたノートです。万が一に備えて、あなたの大切な人に、あなたの人生の終え方に関する考えや想いなどを書き留めておけます。エンディングノートは世の中に数多くあり、保険会社や葬儀会社、医療機関、介護施設といった死に関わる多くの団体が出版しています。

ただその中で「共有」を前提としたエンディングノートは見られず、基本的に書くことが目的になります。ちょっと言い方を悪くすると、既存のエンディングノートは、読者が人生の振り返りをして終活をした気になるだけのものが大半になってしまっていると僕は思います。

たとえエンディングノートを書き終えたとしても、誰にも共有されていなければ、エンディングノートを書いた意味がありません。そんなあなたの努力が水の泡になるようなエンディングノートではなく、あなたの想いが尊重され、残された大切な人たちを守る1冊であるべきだと信じています。だからこそ、従来のエンディングノートとは違い、シェア型エンディングノートの目的は明確に決めています。それは、あなたの希望する人生の終え方を考え、記載し、大切な人に共有することです。

このシェア型エンディングノートを作成するにあたり、死に関わる仕事をされている方々(医師、介護師、看護師、納棺師)から様々な事例やエピソードを伺いました。より質の高いエンディングノートを作りたかったからです。加え、出版されている既存のエンディングノートを20冊程読みました。

エンディングノートの特徴

あなたの「人生の終え方」を何かしらの形で残しておくことができます。代表的なものは、遺言状と遺書、エンディングノートの3つですね。

これら3つを比べたいと思います。

気軽さ(費用、作成方法)

 エンディングノート、遺書は作成費用を抑えることができます。しかし遺言状の場合、基本的には数万円かかります。遺言状は自筆で行えば、費用を抑えることはできますが、厳しいルールに沿って書く必要があるので難易度が高いです。遺書は手紙のような位置付けのため、自由なフォーマットで作成することができます。そして、エンディングノートは簡単なフォーマットが決められています。

包括性

 遺言状と遺書は、死後に限定した情報を残すことができます。それに対してエンディングノートは、生前と死後の両方について記載することが可能です。遺書の場合、フォーマットが全くないので自身の伝えたいことに偏ってしまう傾向があります。そのため残された人に必要となるかもしれない重要な情報やあなたの想いが漏れてしまう可能性があります。また遺言状は、基本的に相続についてのみ記載します。

法的効力

 遺言状のみ法的効力があり、エンディングノートと遺書には法的効力はありません。基本的に相続に限定してあなたの想いをより確実に実現させたい場合、遺言状を書くべきでしょう。

 遺言状と遺書、エンディングノートのどれをとってもあなたの想いを形に残すことができます。理想は、これら3つの全てを作成することです。

しかし、それはとても大変です!僕はぶっちゃけ、エンディングノートだけで問題ないと考えています。遺言状はガッチガチに固まったフォーマットになっていて作成が億劫です。遺書は自由すぎるので偏った内容しか記載されない可能性があります。

既存のエンディングノートの致命的な「欠点」とは?

「では、エンディングノートを書こう!」となるわけですが、実際にエンディングノートを書いている人は実はとても少ないです。一般社団法人終活協議会が実施した調査では、約九割の人が「エンディングノートは必要だと思う」と認識している一方で、実際に「書いている」と回答した人は1割以下ということが判明しました。

なぜここまで多くの人がエンディングノートを必要と思いながら、記入すらしてないのか気になりました。

実際にエンディングノートを20冊以上購入して、中身を調べました。実際に記入してみると非常に大変でした。記入に必要な自分の情報を調べるだけでかなりの労力がかかり、最終的に1冊を完成させるまで4日ほどかかりました。作業時間はだいたい30時間程度でした。

僕は確信しました。

 あまり角が立つので大きな声で言えませんが、めちゃめちゃ長くて記入量多すぎません?いざ死と向き合おうとしたら、あなたの学歴や小学生の時の思い出などの質問が1ページ目にあります。拍子抜けしてしまいませんか···

 では一体、既存のエンディングノートにはどんなカテゴリーがあるんでしょうか。多くのエンディングノートには次のようなカテゴリーがあります。

基本情報
名前·生年月日·現住所·血液型·出身地·家族構成·家族や親族の連絡先·昔の思い出、親友·学歴、職歴·趣味、特技·保有する資格、免許
預貯金
金融機関名(金融機関コード)·支店名(支店番号)·通帳または印鑑の保管場所·口座番号·口座名義·口座の種類·連絡先·預貯金の種類(普通預金など)
医療·介護
かかりつけの病院名や電話番号·常用している薬、持病やアレルギー·介護、希望する介護施設や内容·介護内容の方針を決める人·告知、延命処置、重病を患った際の治療方針を決める人·病名の告知の有無、回復が見込めない場合の延命措置の方法·臓器提供や献体登録の有無·認知症になったらどうしてほしいか·介護をする人に伝えておきたいこと
葬儀·納骨·埋葬の希
葬儀の規模感(一般葬、家族葬など)·遺影の有無、保管場所·希望の納骨先(寺院名、霊園名、所在地、連絡先など)·墓石の購入有無
身の回りのこと携帯電話の契約·パソコン·パスポート·運転免許などの個人情報·その他ご自身が契約しているものペットについてペットの名前·年齢·生年月日·好きな食べ物、おもちゃ·普段から利用する動物病院·保険加入の有無·手術の有無

 あまりにもたくさんの情報を記入しなければなりません。あなたはこれら全ての情報を書き終える自信がありますか?

終活で大切な人に自分の意思を残しておきたい時は、以下の項目だけで十分だと思っています。

  • 医療
  • 介護
  • 葬儀

革新的な手段「シェア型エンディングノート」の紹介

 エンディングノートの中にどれほどあなたの想いを書いたとしても、読まれ、共有されなければ意味がありません。ただ、既存のエンディングノートはアナログな紙媒体である以上、共有する方法が限られています。そこで、シェアすることに特化したシェア型エンディングノートを作りました。

3つの良い点があります。良いところをそれぞれ紹介します。

1 厳選された質問集

 「人生の終え方」と「あなたの想い」に注目したカテゴリーのみを選んでいます。厳選した質問なので、本質的な情報を抽出することに集中できます。僕が選んだカテゴリーは基本的に「医療」「介護」「葬儀」のみです。これらを選んだ理由は単純明快です。あなたの想いがない場合、残された人が不安になりながら決断することを余儀なくされるカテゴリーだからです。

2 ポンポン進めるストレスフリー仕様

 基本的に選択式の回答になっています。そのため自由に記載するよりもずっと考えやすいです。もちろんあなたの想いを自由に表現できるスペースもご用意しています。そのため伝え残しがありません。またデジタル版でスマホやパソコンから回答ができるので、ペンを持って机に向かう必要がありません。簡単にどこでも回答し、共有することができます。

3 シェアすることに特化

 ノートを誰かに手渡すのは意外と勇気がいりますよね?シェア型エンディングノートは、全てインターネット上で完結します。あなたの想いを記入し、URLを大切な人に送るだけで、普段は照れくさい「手渡す」という行為ができます。

是非試してみてほしい シェア型エンディングノート!!

こちらのボタンをタップやクリックして開いてみてください。

そして、あなたの意志は「伝わること」で初めて意味を成します。伝わらなければ何も考えていないのも同義だと思います。

作成していただけましたか?

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まとめ

いかがでしたか?今回はシェア型エンディングノートのご紹介をしました。

是非この機会に僕の作った最高のシェア型エンディングノートを使ってみてください!