【初心者必見!】エンディングノートとは? 今からでも遅くない!

みなさんこんにちは、紺野真琴です。
終活をしようとすると色々とやらないといけないことがありますよね。
その中で代表的なものにエンディングノートがあります。今回はそんなエンディングノートとはなにか?というところから説明していきます。

この記事ではこんなお悩みを持った人を対象にしています。

対象の方

・エンディングノートって聞いたことあるけど何をしたらいいのか?
・エンディングノートとは何かわからない。
・エンディングノートの書き方を知りたい。

エンディングノートとは?

エンディングノートとは自分の人生の終末についてまとめたノートです。万が一に備えて、あなたの大切な人に、あなたの人生の終え方に関する考えや想いなどを書き留めておけます。エンディングノートは世の中に数多くあり、保険会社や葬儀会社、医療機関、介護施設といった死に関わる多くの団体が出版しています。

あなたはどんな形で人生を終えていきたいですか?
もしあと命が1年間で終わるなら、あなたはどう過ごしたいですか?
あなたが消えてしまった後、あなたはあなたの大切な人にどうなってて欲しいですか?

エンディングノートはそんなあなたの「大切な意思」を整理するためにあるものです。
そしてエンディングノートはあなたの「大切な意思」を、あなたの大切な人のために残しておくものです。

エンディングノートにはさまざまなことを書き留めておくことができます。
例えばこんな内容です。

基本情報
名前·生年月日·現住所·血液型·出身地·家族構成·家族や親族の連絡先·昔の思い出、親友·学歴、職歴·趣味、特技·保有する資格、免許
預貯金
金融機関名(金融機関コード)·支店名(支店番号)·通帳または印鑑の保管場所·口座番号·口座名義·口座の種類·連絡先·預貯金の種類(普通預金など)
医療·介護
かかりつけの病院名や電話番号·常用している薬、持病やアレルギー·介護、希望する介護施設や内容·介護内容の方針を決める人·告知、延命処置、重病を患った際の治療方針を決める人·病名の告知の有無、回復が見込めない場合の延命措置の方法·臓器提供や献体登録の有無·認知症になったらどうしてほしいか·介護をする人に伝えておきたいこと
葬儀·納骨·埋葬の希
葬儀の規模感(一般葬、家族葬など)·遺影の有無、保管場所·希望の納骨先(寺院名、霊園名、所在地、連絡先など)·墓石の購入有無
身の回りのこと
携帯電話の契約·パソコン·パスポート·運転免許などの個人情報·その他ご自身が契約しているものペットについてペットの名前·年齢·生年月日·好きな食べ物、おもちゃ·普段から利用する動物病院·保険加入の有無·手術の有無

https://z-kaigo.com/2022/09/26/post-1433/

とてもたくさんのことを記入できます。もちろん全て書く必要はありません。まずは記入できる箇所から少しずつ記入していきましょう。実際、エンディングノートを購入した人でもちゃんと書き終えた人はとても少ないです。

エンディングノートを書くメリット

次にエンディングノートを書くことのメリットついてご紹介します。

自分の意志が明確になる

エンディングノートを書くと自分の終活に対する意志が明確になります。
エンディングノートには沢山の質問項目があります。

  • 介護されるなら誰にされたいか?
  • 介護はどこで受けたいか?
  • もしもの時は延命治療がしたいのか?
  • お葬式には誰を呼びたいのか? 

などなどです。
これらに回答した結果、あなたは先ほどの


あなたはどんな形で人生を終えていきたいですか?
もしあと命が1年間で終わるなら、あなたはどう過ごしたいですか?
あなたが消えてしまった後、あなたはあなたの大切な人にどうなってて欲しいですか?

に対するあなたの考えがより鮮明になります。

「エンディングノートを作成する」という行為を通じて、あなたは残りの人生をより謳歌できるようになると思います。あなたは残りの人生を前向きに捉えることができるようになります。

大切な人に自分の意志を伝えることができる

エンディングノートを作成して、それを大切な人に共有(シェア)すれば、あなたは大切な人に自分の意志を伝えることができます。

  • 自分は誰に介護されたいのか?
  • どんな治療を許容して、どんな治療を拒絶したいのか?
  • 誰に看取られたいのか?

などなど。

あなたの終活の意志や、価値観を明確にし共有することは、あなたの大切な人にとっても「安心」に繋がりです。あなたの大切な人にとっても必要な情報だと思います。
万が一の時に備え、しっかりと自分の意志を共有しましょう!

エンディングノートの欠点

次にエンディングノートの欠点をご紹介します。デメリットではなく欠点ですね。
エンディングノートの欠点は、共有される前提でつくられていないことです。

僕は終活の本質は、その意志を大切な人に共有することだと考えています。言い換えると、共有しない終活はあまり意味がないとも思っています。

エンディングノートを作成しても、きっと本棚や引き出しの奥にひっそりと隠されているだけで、大切な人に共有されないケースがよくあります。

それでは、あなたの終活意思が共有されていないので、結果的にあなたの望まない介護や望まないお葬式になる可能性があります。
自分の人生の終わりが、自分の望まない形なんて絶対にイヤですよね!

【コラム】  共有しなかったことで生まれた悲劇

コラムとしてひとつのエピソードをご紹介します。

 ダイスケさんには最愛の妻がいました。相思相愛で幸せな日々を送っていました。しかしある日、突然妻が脳梗塞で倒れ、意思疎通ができなくなってしまいました。ダイスケさんは妻と事前に妻の人生の終え方について会話をしたことがありませんでした。ダイスケさんは妻の希望する人生の終え方が分かりませんでした。ダイスケさんは医師の話を聞き、希望は薄いですが、延命治療を施すことに決めました。それから毎日ダイスケさんは妻の病室に通いました。たとえ妻から返事がなくとも、その日に起きた話をして、妻の回復を願いました。しかしその努力も虚しく、2年の延命治療の末に妻は亡くなりました。(※妻は享年34歳、当時ダイスケさんは36歳)   妻の葬儀後、ダイスケさんは遺品整理をしていました。その時に妻が普段から使っていた机の引き出しからエンディングノートを見つけました。そこにはこのように書いてありました。
いつもありがとう。
あなたとの何気ない日々を過ごすことができて幸せです。
あなたからはたくさんの愛情をいただきました。
万が一の時のために、私の想いを残しておきます。
私がもしも重い病気になり
意思疎通ができなくなった時は、
いたずらに命を伸ばさないでほしいです。
薬で身体を埋め尽くさないで、あなたとの思い出で身体を埋め尽したまま亡くなりたいです。
本当にありがとうね。
あ、そういえばあなたのおかげでトマトが好きになりました。
ダイスケさんはこれを読んでエンディングノートを握りしめたまま声にならない声をあげて泣き続けました。もし事前に知っていれば少しでも妻の望みを叶えることができたと、自分を責めました。ダイスケさんの後悔はいつ消え、いつ心が軽くなるのでしょうか。

コラムは以上です。終活意思の共有はあなたのためにも、あなたの大切な人のためにも必要なことです。

シェア型エンディングノートという選択肢

エンディングノートは素晴らしい終活の道具です。共有することで意味を成します。でもそれは共有することを目的に作られていません。

このシェア型エンディングノートは家族や知人といった大切な人に共有(シェア)することを目的に作っています。
エンディングノートの中にどれほどあなたの想いを書いたとしても、共有されなければ意味がありません。だからこそシェアに特化したエンディングノートが必要です。

この度シェア型エンディングノートというサービスを作成しました。
このシェア型エンディングノートは家族や知人といった大切な人に共有(シェア)することを目的に作っています。
より多くの人に終活意志を共有してほしいと思い、完全無料で公開しております。

簡単にシェア型エンディングノートのメリットを3つご紹介します。

1. 厳選された質問集

「人生の終え方」と「あなたの想い」に注目したカテゴリーのみを選んでいます。合計30個もない質問数です。(他のエンディングノートは130個ほどあります。)

2. ポンポン進めるストレスフリー仕様

基本的に選択式の回答になっています。そのため自由に記載するよりもずっと考えやすいです。もちろんあなたの想いを自由に表現できるスペースもご用意しています。簡単に回答し、共有することができます。

3. シェアすることに特化

ノートを誰かに手渡すのは勇気がいりますよね?シェア型エンディングノートは、全てインターネット上で完結します。あなたの想いを記入し、URLを大切な人に送るだけで、普段は照れくさい「手渡す」という行為ができます。

是非この機会に無料の、シェア型エンディングノートを試してみてください!

シェア型エンディングノートを試してみる(完全無料)

まとめ

いかがでしたか?

今回はエンディングノートについて解説しました。自分の終活意志を残すために重要なことをご理解いただけたと思います。

そしてエンディングノートを共有(シェア)することの大切さもお伝えしました。

是非この機会に無料で公開しているシェア型エンディングノートを試してみてくださいね!

最後まで読んでいただきありがとうございました!